2027年のテーマは
「RESONANCE ― 共鳴」。
それぞれの個性が際立つほど、
響き合う世界は豊かになる。
花火師が磨いてきた技と美意識、
音楽が呼び起こす感情、
一人ひとりが胸に抱く想い。
それらが出会い、響き合うことで、
美しい世界が織りなされていく。
各章に息づく異なる輝きが、
富士の夜空に一夜の物語を描きます。
すべては、異なるもの同士の「出会い」から始まる。
富士山の麓に広がるサーキット。
走る車、響くエンジン音、訪れる人々、そして夜空を彩る花火。
一日の時間が進むにつれて、それぞれの世界が少しずつ近づいていく。
異なるものが、この場所で再び出会う。
夜空に放たれた一つひとつの光が、次の光を呼び、
またその光が次の瞬間をつくっていく。
大きく開く光。静かに広がる光。一瞬で消える光。長く夜空に残る光。
異なる輝きが幾重にも重なることで、
点だった光は、やがて一つの大きな景色へと変わる。
重なり合う光が、夜空に新しい物語を描いていく。
重なり合った光が、互いに呼応し始める。
一つの花火が開く。その光が夜空を満たし、次の花火へとつながっていく。
響き渡る音。夜空を走る光。次々と開く花火。
一つひとつの光が互いを引き立て、その瞬間、
その瞬間の感動をさらに大きくしていく。
やがて、ひとつの花火では生まれなかった大きな光のうねりとなって、
夜空いっぱいに広がっていく。光と光が響き合い、
夜空に大きな感動を生み出していく。
一瞬の光が、夜空に大きくひらく。
小さく咲く光から、夜空を覆うほど大きな光へ。
高く、遠く、そして大きく。
花火はその姿を変えながら、夜空に描く世界を次々とひらいていく。
一輪の輝きが、次の輝きを生み、
やがて無数の光が夜空いっぱいに広がっていく。
ひらくたびに、花火は新しい夜空をつくっていく。
すべてが響き合った先に、新しいものが生まれる。
花火と車。富士山とサーキット。伝統と革新。花火師。音楽と光。
そして、観客とこの場所。それぞれが違うからこそ、
出会い、重なり、響き合った先に、ここでしか生まれない景色がある。
それは、ただ「見る」花火ではなく、
一日を通して体験したすべてが重なって生まれる、
2027年、この場所だけの新しい花火。
そして、その新しい景色が次の未来へとつながっていく。
響き合うすべてが、未来になる。